それらサービスは、配送拠点を増やしたり、業態を広げたり、独自の機能・サービスをリリースしたりと、次のステージに向けた変化を次々と行っています。例えば、DoorDashは、全米最大のスーパーであるWalmart(ウォルマート)との連携を既に実施しており、今後その対象を他のリテール店舗にも拡大する計画とし、Postmatesは、2019年に入って近所に住む客の注文に相乗り配送を依頼することでデリバリー料金を無料にできる”Postmates Party”という機能をリリースして、新たな顧客層獲得に取り組んでいます。
またその他に、米国Google(グーグル)は、2019年5月よりGoogleのウェブ検索結果やGoogleマップ上に“Order Online”(オーダーオンライン)というリンクを掲載し、シームレスにデリバリー注文ができる連携サービスをスタートしています。オーダー時にはGoogleのアカウントが利用でき、Google Pay(決済)、Googleアシスタントとの連携も実現しています※(図4)。